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吸気口のホコリ

吸気口にホコリが溜まるのでは?

一般的な住宅では、吸気口から空気を取り入れます。
その為ホコリや虫が吸気フィルターに溜まりやすくなります。

Air断住宅では、床下から吸い上げて天井の吸気口から空気を取り入れています。
空気を吸い上げる事は出来ますが、ホコリを吸い上げる力はありません。
その為、奇麗な空気だけを吸い上げる事につながっているようです。
もちろん、ホコリが全く入らないわけではありません。
汚れ具合を、一般的換気扇と比較すると、ホコリの吸い込みは10分の1程度だと推測しています。

一般的な吸気口は写真のように目詰まりしますが、Air断吸気口は3年経過してもあまり汚れません。
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吸気口のホコリ



(定期点検時に、結露状況などを確認する事が必要です。)

マイナスコストのワケ

Air断にすると料金が100万円ほど必要です。
しかし、不要な物がかなり出てきます。

1.まず高性能断熱材!
  Air断は断熱材の性能に頼りません。
  安価な断熱材でも「対流断熱」が高い性能を発揮します。
  だから、高性能断熱材費用がそっくり減額になります。(150万円程)
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マイナスコストのワケ


2.防蟻剤塗布が不要
  一般的に15万円ほどかかる防蟻剤塗布。
  5年毎に再塗布が必要です。(30年で90万円ほど必要です)
  Air断では、これら防蟻剤の塗布、再塗布が不要。
  さらに、床下ファンが必要な時に自動で換気!
  床下の乾燥を促しシロアリ被害を食い止めます。(点検要)
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マイナスコストのワケ


3.換気窓、小窓、をfix窓に変更可能
  窓を開けて換気する必要がありません。
  引き違いサッシだけで十分。
  小窓は全てfix窓に変更できます。
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マイナスコストのワケ


  fix窓は小窓の半額以下、網戸も不要なのでさらに減額。
  虫の入り込みもありません。
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4.吸気口が不要
  床下から吸気するAir断では、壁の吸気口が不要です。
  壁の吸気口は、虫が巣くったり、雨漏りの原因になります。
  光が漏れる壁の吸気口は虫が大好き!
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マイナスコストのワケ


5.デザインがスッキリ
  吸気口が無いので、デザインスッキリ!
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マイナスコストのワケ


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マイナスコストのワケ


6.クローゼット、押し入れ、玄関、キッチンが匂わない。
  自動換気が、嫌な臭いも排出します。
  特にクローゼットは付いていると付いていないでは大違いです。

7.内部ドアをカーテンに…
  内部ドアが無い方が、空気の対流が進み家全体を涼しく温かく包みます。

8.ランニングコストがマイナス。
  冷暖房費用が抑えられます。
  またホコリが溜まりにくく、部屋干し乾燥が可能
  ストレスも溜まりにくい。
  ※部屋干しは、7〜9月の湿度が高い時期には、扇風機などを併用すれば8時間ほどで乾燥します。
   それ以外の時期には、5時間ほどでカラッカラに乾燥します。
  

不要金額の合計=300万円ほど!プラスマイナスで200万円ほどマイナスになります。
※必ず300万円不要になるとは言い切れませんが、かなりの金額が不要になります。
詳しくは取り扱い工務店にご相談ください。

愛知県物件比較データ

愛知県内物件温度比較

2018年6月25日
全物件エアコンは一切使用していません。
断熱性能だけの比較データになります。
鉄筋コンクリートマンション7階建ての5階
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愛知県物件比較データ


2006年完成 木造2階建 外断熱遮熱断熱材使用住宅
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2000年完成 木造2階建 グラスウール断熱材住宅
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2015年完成 木造2階建 Air断住宅
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愛知県物件比較データ


Air断住宅と他の物件を比較すると、4度以上の差が生じた物件もあります。
Air断による空気の対流が断熱に貢献している事が分かります。

追伸:
2006年完成の外断熱住宅は、断熱材にこだわって建築したそうです。
ところが、夏暑く、冬は嫁いだ娘さんが住んでるアパートよりも寒いそうです。
データを見るとそれが分かりますね。

防蟻剤を吸い上げてしまうのでは?


床下から空気を吸い上げたら、シロアリ予防の薬剤を吸い上げてしまうのでは?

Air断では基本的に「防蟻剤」を使用しません。
パッキン部分にネットを張って、シロアリの侵入を阻止します。
(シロアリの大きさは3ミリ以上。1mmメッシュのネットなら入り込むことはありません)
床下が結露し、その水分で床下が腐食するとシロアリがやってきます。
腐食した臭いを察知してシロアリがやってくるそうです。

そのシロアリを物理的ネットでシャットアウト!
また、結露の可能性が高まると、床下のファンが自動で動き出します。
床下を換気する事で、結露の発生を抑えます。
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防蟻剤を吸い上げてしまうのでは?


※住宅金融公庫を活用する場合、薬剤塗布が必要ですが、この場合は人間に害のないホウ酸系薬剤を勧めています。

基礎断熱は必要なのか?


同じ愛知県、同じエリアに建つ基礎断熱住宅とベタ基礎住宅の床下温度変化動画です。
水色は外気温度。
桃色と紅色がそれぞれの床下温度です。

基礎断熱の床下温度は6度台まで下落しますが、ベタ基礎では14度以下に下がっていません。
期間は2018年1月1日〜20日
基礎断熱の方が外気温度の影響を受け温度が低下しています。
逆に通常ベタ基礎は、恒温層の熱で14度以上をキープしています。

床下熱を利用するなら、基礎断熱の必要は全くない事が分かります。

遮熱断熱材の実態

クーラーボックスの中に、さらにクーラーボックスを入れて、その中に温度センサーを設置
この状態でガッチリクーラーボックスをロックしてベランダに放置しました。
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遮熱断熱材の実態


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遮熱断熱材の実態


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遮熱断熱材の実態


こちらがその温度データ。
黄色がクーラーボックス内の温度で、水色が外気温度です。
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遮熱断熱材の実態


クーラーボックス内部温度は、外部温度よりはるかに上昇している事が分かります。
(クーラーボックス内部は、高気密高断熱状態ですが、外部温度よりも恒温になっています。このデータからも、高気密高断熱にすればいいとは限らない事が分かります)

次にクーラーボックスを、遮熱材料のアルミ箔でグルグル巻きにしてみました。
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遮熱断熱材の実態


クーラーボックス内部の黄色温度は、外気温度よりも少し上程度。
太陽光を反射して、効果を発揮している事が分かります。
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遮熱断熱材の実態


しかし、実際の建物で写真のような”グルグル巻き”状態はあり得ません。
次に、内部のクーラーボックスを”グルグル巻き”にして、外側は通常のクーラーボックスで計測しました。
写真のような状態が、遮熱断熱材の状態だと思います。
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遮熱断熱材の実態


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遮熱断熱材の実態


この時の内部クーラーボックス温度グラフがこちらです。
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遮熱断熱材の実態


何もない状態の時と変わらない高温状態になっている事がグラフから読み取れます。

遮熱断熱材や遮熱塗料は、あまり効果が無い事が実験から読み取れます!
※あくまでも、弊社が行った実験での結果です。
 実験方法が正しいとは言い切れませんが、「遮熱断熱材使ったけど、メッチャ暑いし、冬はメッチャ寒い」と言った多くの声を聞いていたので、まんざら実験が間違えてるとは思っていません。

追伸:もちろんクーラーボックスはしっかりと閉めて計測しています。