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自転車レースが趣味のオーナー様

自転車レースが趣味のオーナーの声



2階の1室を、ロードレース用の自転車が5〜6台が占領する自転車レースが趣味のオーナーの話です。
兵庫県北区でオール電化の場合、エアコン暖房だけでは越冬出来ないほど寒いエリアだそうです。
その為、安価な深夜電力を利用する”蓄熱暖房機器”が必須だそうです。
そんな兵庫県北区で、エアコンだけの暖房で冬を快適に過ごしていて、特に朝方の暖かさは、今までの家と比べると”全く違う”とおっしゃってました。
「寝る前に暖房は切ってあるんです、でも朝起きてリビングもトイレも寒さを感じないんです、今までとは全ッ然違う。会社に行くと、『今朝寒かったねぇ〜』と言う会話に付いていけなくて・・・。」

さらに、愛用の自転車。
奇麗に拭き上げても、すぐにホコリまみれになってしまうそうなんです。
それが、
「この家、1か月たってもホコリが付かないんです、凄いですよ、以前の家なら考えられない・・・」
とおっしゃってくれました。

兵庫県オーナー様ありがとうございます。
今後もよろしくお願いいたします。

冷房は3台使用しても電気代変わらず

Air断住宅2020年6月のエアコン料金を掲載します。
2020年はリビングエアコンと、2階2部屋のエアコン2台を稼働させました。
合計3台のエアコン稼働です。

※2020年6月  6856円 (6月5日〜6月30日まで25日間エアコン稼働)
ちなみに、2019年6月 リビングエアコン1台だけのエアコン料金がこちらです。
※2019年6月  6238円 (6月20日〜6月30日まで10日間エアコン稼働)
昨年との差額 618円今年の方が高い
しかし、エアコン稼働日を考慮すると、差はありません。

以下弊社が想定した理由です。
「リビングエアコン1台で冷房するよりも、各部屋で冷房した方が電気代が安い」

※エアコン1台フルパワー運転>エアコン3台エコモード運転


昨年までは、リビングエアコン1台で冷房を行っていました。
リビングは25℃台ですが、2階は27℃まで上昇し、1階と比べると蒸し暑さを感じました。

今年は2階エアコン2台を使用し、リビングエアコン含め、3稼働。
2階エアコンは27℃自動運転ですが、ほぼエコモード運転でした。
1台フルパワーで冷房するよりも、3台エコモード運転の方が、電気代は安いようです。

7月、8月と同じ設定で冷房を行い報告します。

同時吸排気型換気扇

「Air断は高気密住宅だから、同時吸排気型レンジフードの方が良いのでは?」
と質問を受けました。

高気密住宅の場合、レンジフード(キッチン換気扇)を動かすと、24時間換気の吸気口から、大量の空気が入り込みます。
特に冬場は冷気が直接入り込み、室内温度が一気に低下します。
24時間換気のような、2時間に1回程度の比較的ゆっくりした換気であれば、さほど寒さを感じる事はありません。
しかし、レンジフードのような強力な換気扇の場合、24時間換気の6倍以上の排気能力があります。
つまり、24時間換気の6倍以上外気を吸い込んでしまいます。
これが、「レンジフードを動かすと一気に寒くなる」ゆえんです。

また、レンジフードの強力な排気により、ドアの開け閉めが困難になったりもします。(低学年のお子様では、玄関ドアを開けられないほど)
これを緩和するのが「同時吸排気型レンジフード(キッチン換気扇)」です。
レンジフードから吸気と排気を行う事で、24時間換気吸気口などから、直接冷たい冷気が入り込むのを抑制します。
吸気では、キッチンで発生した熱を潜り抜けて外気が入り込むので、暖かい空気が入り込む!と言われています。(逆に夏は暑い空気が入り込んでくるので、逆効果になります)

しかし、Air断住宅の場合、通常のレンジフードを常時運転しても、吸気口は、床下、天井を通って、天井吸気口から入り込みます。
気密住宅で、圧倒的負圧設計ですが、大量の空気が入り込む設計でもあるので、レンジフードを稼働させてもあまり問題はありません。
「冬レンジフードを稼働させると肌寒く感じる」と言った報告は受けていませんし、温度データも全く変化していません。
また、一般的な高気密住宅による「ドアの開閉がしにくい」問題も発生していません。
負圧設計でありながら、大量の空気が入り込む設計なので、ドアの開閉も一般住宅と変わりません。

Air断の吸気は、
1.通気パッキン 
2.床下
3.通気壁
4.1階天井フトコロ
5.天井ガラリ
6.リビング室内
と入り込む対流デザインを基本としています。
逆に「同時吸排気型換気扇」を使用する方が問題が発生すると考えます。

寒冷地versionエアーカーテン

ご質問がありましたのでお答えします。
「エアーカーテンは不要では?」
と言った声がありました。
エアーカーテンに関しては、「Air断の弱点を克服」をご覧ください



エアーカーテンは、温暖な地域では不要だと思います。
しかし、寒冷地特に北海道では、玄関の開け閉め時に大量の冷気が入り込みます。
その為、玄関の外に風除室を設けます。
北海道ともなると、半数近くの家が、玄関の外に風除室を設けます。
玄関の開け閉め時に入り込む冷気を緩和するためのものです。
この風除室は、簡単な物でも4,50万円かかると言われます。
しかも、冬以外は全く不要で、夏は熱がこもり、蒸し風呂状態になるそうです。

この風除室の代りになるのが、エアーカーテンです。
エアーカーテンは2万円程しかかかりませんし、春、秋は運転を停止させる事も可能。
ドアの開閉と共に入り込む虫などを、大幅に撃退する事も可能です。
もちろん冷暖房した空気を外に出さない、外部からの空気を室内に入れないのもエアーカーテンの特徴です。

追伸:温暖な地域でも、「虫の多い」地域では需要があると思います。
虫の多い夏から秋にかけてエアーカーテンが作動するようにすれば、小さな虫の大半をブロック可能だと思います。

Air断新機能

Air断新機能
弱点を克服!

Air断は強力な負圧設計により、空気を床下から吸い込んでいます。
吸気経路は
1.通気パッキン 
2.床下
3.建物中央通気壁
4.1階天井フトコロ
5.天井ガラリ
6.リビング室内
へと入り込む対流デザインを基本としています。
この為、ドアの開閉時には、この対流デザインが崩れ、開けたドアから大量の空気を取り入れてしまいます。

「ドアの開閉は出来る限り素早くお願いします」

これが唯一の欠点と言われていました。
この欠点を克服したのが、Air断新バージョンです。
特徴は、
ドアを開けると同時に、全てのファンを停止!
 ドアから入り込んでいた外気をブロック。
ドアが閉まると、すぐに全てのファンがプログラム通りに動き始めます。

冷暖房時のドアの開け閉めによる外気の入り込みを大幅に軽減。

さらに、エアーカーテンを取り付ければ、ドア開閉時の外気の入り込みを極限にまで軽減出来ます。
また、エアーカーテンの風圧により、小さな虫の侵入も軽減可能。
詳しくは動画をご覧ください。


新機能に関しては、7月以降Air断出荷物件で対応しています。
(以前に出荷したAir断には追加できません)

熱交換換気扇について

熱交換型換気扇を使用すれば、もっと効果が上がるはず

と質問があったので、以下弊社の見解を説明します。

夏の場合、室内で冷房した空気を熱交換フィルターを通して室外に排出。
この時、室内の温度の低い空気が熱交換フィルターを通る事で冷たくなります。
そこに外部の温度が高い空気が入り込みます。
温度が高い空気は、熱交換フィルターの冷たい熱で冷まされ室内に入り込みます。
これを連続する事で、室内の冷たい熱を外に捨てる事なく空気の入れ替えを行います。



冬はこれが逆になります。



一見するととてもエコな換気扇に思えますが、
1.熱交換フィルターを通り抜ける為に、強力なモーターが必要
2.春、秋の時期は、熱交換する必要がなく無意味
3.冬寒く夏暑い場所に熱交換型換気扇が設置されるので、性能が出にくい
4.フィルターの目詰まりが激しく、2か月に1度は清掃が必要
5.フィルターの交換が1年に1度は必要
6.汚れたフィルターを通って入り込む空気は、臭い。
この様なデメリットが報告されています。

特に目詰まりは激しく、1〜2週間で真っ黒になるそうです。
強力なモーターで吸い込むので、ホコリ以外に虫などもフィルターに付着しているそうです。
これらを通して入り込んでくる空気が、「キレイ」とは言いにくいかもしれません。

以下は弊社スタッフが設計担当者から聞いた、熱交換型換気扇を使用した、「超高気密超高断熱住宅」の1年点検を行った時の感想です。

※いきなりの玄関臭で出迎えられました。強烈でした。
 キッチン臭、家庭臭、クローゼット臭、様々な臭いを”芳香剤”でかき消しているような感じ。
 あらゆる場所に”芳香剤”が置かれ、吐き気がしました。
 熱交換フィルターは真っ黒で、半年ほど掃除をしてなかったそうです。
 次回からは、マスク2重で点検を行う予定です※

全ての「超高気密超高断熱住宅」がこの様な状態とは限りませんが、弊社が体験した「超高気密超高断熱住宅」では、この様な報告を受けています。