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冷暖房の設定温度に関して

Air断ハウスでのエアコン設定温度に関して説明します。

個人差がありますが、夏の場合、一般的に26℃設定が多いと思います。
寒ければ27℃、28℃設定、暑ければ25℃、24℃設定に変更してください。

冬も同じです。26℃設定を基本として、
寒ければ27℃、28℃設定、暑ければ25℃、24℃設定に変更してください。


次に燃焼系暖房機器の設定温度に関して説明します。
燃焼系暖房機器の場合は、エアコン温度設定とは全く異なります。
燃焼系暖房機器の場合、温度を感知するセンサーが暖房機器の内部にあります。
燃焼系暖房機器は、大半が床置きなので、床面付近の温度を感知して、室内温度を想定しているそうです。
床面付近が18℃あれば、室内中央では22〜24℃。
床面付近が20℃であれば、室内中央では24〜26℃と判断するそうです。

ご使用される燃焼系暖房機器の大きさにもよりますが、
22℃を基本設定として、暑ければ21℃、20℃設定、寒ければ23℃、24℃設定に調整してください。

トイレのホコリ

「トイレにホコリが溜まります。
 他の部屋では気ならないホコリが、トイレは意外にたくさん…」


と報告がありました。

これは、トイレットペーパーが原因です。
トイレットペーパーの切りカスが、ホコリの主成分です。
拭き取るしか方法はありません。

「そんなバカな話があるわけない」

「そんなバカな話があるわけない」

と全否定していた建築家が愛知Air断ハウスを見学しました。
全否定していたのは、
「高性能断熱材と安価な断熱材の性能が変わらない」
と題した動画、その他諸々。
断熱材に関しては、ミクロな視点では、高性能断熱材と安価な断熱材では差が生じます。
しかし、マクロな視点、ざっくり言うと、人が感じる差は生じていないのが現実。
(人が感じる差とは、1〜2℃程度)

断熱材別比較データを細かく説明、
24時間観測データを説明、
1ヶ月観測平均値を説明、
1年漢族平均値を説明
高性能断熱材と、安価な断熱材に差が生じていない事を、観測データでご理解頂きました。

さらに、実際のAir断ハウスを体感。暖房していない2階の部屋も、22〜23℃あることに驚いていました。

さらに、北海道Air断ハウス中継。
外気がマイナス2℃の時に、床下を通して通気層から入り込む空気が、15℃→16℃→17℃→18℃、天井付近で20℃→21℃→22℃、吸気口付近で24℃まで上昇するライブ中継に驚いていました。
さらに、暖房していない北海道の2階でも、23℃前後あることに驚愕していました。
「ライブたから、ごまかす事できませんよね!?」

「ハイ、本当にライブです、直接何か聞いてください」

「では、浴室の温度は?」
「23℃でーす」

「暖房はエアコン1台のみですか?」
「ハイ、こちらのエアコン1台のみでーす」

「底冷えはしてませんか?」
「床も22〜23℃でーす!靴下だけで十分。冷たさは感じません!」

「ホントだ…グラスウールだけでこんなに…」
「他には?」
「もう十分です…ふぅ〜(深いため息)」

「これまで全て間違えていた!ってことですよね」
「実は我々も数年前まで知らなかったんです。大切なことは、この様なデータをもとにして、より良い家を作ることだと思います」

「来て本当に良かった、ありがとう…」

笑顔で帰って行かれました。

誤解が解けて本当に良かったと思っています。
今後も私たち営業が、丁寧に情報発信を続け、多くの建築家に理解してもらえるよう努力を重ねます。

いろいろな質問

いろいろな質問にお答えします。

Q.ダクト内が汚れてしまった場合の清掃方法を教えてください。
A.通気ダクトに関しては、ブロア等で風を送り込んで清掃する方法があります。
Air断の場合、フィルターを通して空気を取り入れるので、掃除が必要なほどダクトが汚れるとは想定していません。もちろん10年以上経過しても汚れないとは言えませんが、その時はブロア等でホコリを吹き飛ばせばよいと思います。


Q.部屋の湿度は外気と同等ですか?
A.外気を大量に取り入れるので、外気の湿度と同等です。ただし、あくまでも絶対湿度です。
相対湿度の場合、室内の温度で湿度が変化します。


Q.24時間稼働させた場合の換気扇1箇所あたりの電気代、もしくは消費電力量
A.推奨する換気扇の消費電力は3.3whです。1kwh27円で計算すると、0.0891円/1時間となります。


Q.庭でバーベキュー等をした際に受ける影響と対策
A.Air断は基礎立ち上がり部分から外気を取り入れます。
(Air断吸気部分は、地上30cm付近の建物外周部分全体です。この辺りでBBQを行わなければ、影響はないと思います)
基礎立ち上がり周辺でBBQを行えば、室内にBBQの煙やにおいが入り込む可能性があると思います。)
しかし、基礎立ち上がり周辺でBBQを行うのはとても危険です。(家が火事になる可能性もあるので)
また、BBQコンロは、地盤面から1mくらいの高さではないでしょうか?
1mの高さでBBQを行う場合、それよりも高い場所に煙やにおいが移動すると思うので、建物から十分離れた場所でBBQを行うのであれば、影響は少ないと考えます。

窓に結露

Air断住宅で、

「窓に結露が発生しました・・・」

と報告を受けました。
エリアは新潟!担当の和田が状況を確認。
2階6畳の部屋に家族4人で就寝した所、窓ガラスが結露したそうです。
樹脂サッシ、ペアガラス!そしてAir断住宅で結露報告を受けたのは初めてでした。
(2017年に新築した物件。)

結露した日は部屋のドアを閉めて就寝したそうです。
「入口のドアを開けるように頼んでください」
和田に伝えたところ、「自分もそれが原因だと思ってます、すでに頼んであるので、後日結果を報告します…」

数日後「週末2日間ドアを開けてもらいました、結果は一切結露しなかったそうです」
と言う結果でした。
ドアを開ける事で室内の対流が増加し、結露発生が抑えられたと判断しています。

現在のAir断では、ドアを開けなくても結露が発生しにくい設計が盛り込まれていますが、3年前はそれが無かったために、結露したようです。

窓の結露は、「壁体内結露のサイン」とも言われるので注意が必要です。

「あんな緩やかな風量で、効果があるとは思えない」

「あんな緩やかな風量で、効果があるとは思えない」

Air断通気層部分の対流に関しての質問がありました。
エアーカーテンと表現しているので、玄関に取り付けるエアーカーテンの風量をイメージされて“緩やかな風量”と仰っているのかもしれませんので、以下数字でご説明します。

一般的な35坪程度の通気層部分は、5.7㎥程度の隙間となります。
この隙間に、換気扇1台で1時間あたり、70㎥の空気を送り込んでいます。
Air断住宅の場合、最低でも16台の換気扇が稼働するので、1時間で1120㎥の空気を、5.7㎥の隙間に送り込んでいることになります。

動画では、“緩やかな風量”に見えるかもしれませんが、1時間となると通気層体積の196倍にもなる空気を送り込んでいる事になります。
1時間に196回、通気層の空気を入れ替えているため、決して緩やかな風量ではありません。