Air断お客様からの電話
岐阜県郡上市(豪雪地帯)のお客様から、担当者に電話が入りました。
最近引き渡ししたばかりのお客様です。
稀に見る寒い冬ですが、「エアコン20℃設定で、本当に快適です」と言う連絡でした。
詳しく聞くと、とても暑がりのご主人で、20℃でも本当に快適だそうです。
(奥様は寒いらしいですが、ご主人は20℃以上不要と言ってるそうです)
そしてこの家では、3匹の猫を飼っています。
しかし来る人来る人、「猫の匂いが全くしないね、本当に猫がいるの?」と不思議がるそうです。
猫の遊具やトイレがあるので、猫がいる事は想像出来るのでしょうが、独特の匂いが全くの無臭。
猫を飼ってる人が驚いて帰るそうです。
1.暖かい件
2.猫の匂いがしない件
3.快適です・・・
わざわざこの3つを伝える為だけに電話してくれたそうです。
特に3番快適は、乾燥を感じる事なく、部屋干しで乾燥、いつ帰っても空気が綺麗!と言われたそうです。
お電話ありがとうございました。
スタッフ一同励みになります。
「YouTube断熱性能比較動画をどう説明しますか」
【実際に家を3つ建てて、断熱性能を比較してみた】
というYouTube 実験動画をどう説明しますか?
〇条工務店の断熱性能が優れてると思いませんか?
と質問を受けました。
そして動画を確認しました。
実際に建てた家は縮尺模型ですよね。
大きさ的には80p角程度だと思います。
この縮尺スケールは、実際の家からすると10分の1程度の縮尺です。
問題は、断熱材の厚みが全く縮尺されていない事です。
これでは、断熱材が少しでも厚い方が、断熱性能が高くなるだけです。
実際の建物と同等の比較をするには、
壁190ミリ→19ミリ
といった具合に、縮尺に合わせて、壁の厚みも変える必要があります。
動画と同じ縮尺模型を、実際のスケールで建てるには、
壁断熱材厚み1m90p
屋根断熱材厚み2m30p
床断熱材厚み1m40p
となるので、建築不可能だと思います。
(作る事は出来ますが、最も安価な断熱材費用でも1000万円を超えますし、施工費用も500万円ぐらいかかります。さらに、基礎が高床式になるので、基礎工事も200万円程増加します。そして屋根部分が2m30p増加するので、構造的問題も出て来ます。現実的ではありませんが、もし作った場合、実験動画と同じような温度推移になると思います)
また、開口部や24時間換気なども考慮する必要があるので、ご指摘の実験から実際の建物を想定する事は問題があると判断します。
室外の空気を暖めながら取り込む動画
室外の空気が、床下、通気壁、天井を通り抜けて、天井ガラリから入り込む様子を、赤外線温度計で計測した動画です。
外気-8.2℃の時
通気壁床面10p付近13℃
通気壁床面20p付近15℃
通気壁床面30p付近16℃
通気壁床面50p付近17℃
通気壁床面150p付近18℃
天井エアコン150p付近20℃
天井エアコン100p付近21℃
天井エアコン50p付近21℃
天井エアコン吸気口24℃
デジタル温度計の移り変わりを動画で確認可能です。
天井吸気口からは、1時間に1,725㎥の、外部の空気が入り込んでいます。
しかし、
※地盤熱さらに、
※エアコンで暖められた壁、天井の熱
を奪いながら、天井吸気口から入り込む事で、-8度の外気も、24℃まで加熱されて入り込みます。
この24℃の空気を、エアコンがあっためるから、どれだけ換気してもエコな暖房が可能・・・。
これがAir断のメリットです。
Air断の防蟻保証について
「Air断って、防蟻保証はあるのですか?」
Air断は、本体のコントロールボックスだけが保証対象で、通常5年です。
3万円の保証料金を支払う事で、さらに10年、トータル15年の保証を行っています。
しかし、シロアリ被害の保証は行っていません。
シロアリは、4月から9月にかけて新しい住みかを探すそうです。
この間、腐食した木材の”臭い”を必死でかぎ分け、すみかにするそうです。
つまり、この間腐食させなければ、被害にあう確率はとても低くなるわけです。
Air断は、床下の温度、湿度、水分を各センサーで検知しながら、必要に応じて床下ルーフィングファンを自動で動かします。
同時に、床下点検が必要である事をメールでお知らせします。
必要時にルーフィングファンを動かしたり、点検する事で、薬剤や保証に頼らない対策を行っています。
※年に1度の床下点検は必ず行ってください。工務店の無償点検時に床下も行ってくれると思います。
FIX窓の掃除について
「fix窓の場合掃除はどうするの」
ご質問がありました。
外から水をかけて洗うしかないと思います。
2階も同様です。
しかし、意外にもfix窓は汚れにくいそうです。
2015年新築のAir断ハウスは、2階fix窓全て、一度も清掃していませんが、意外にも奇麗です。
ただし、汚れたら、外部から洗うしかないと思います。
エアコン活用方法
車は、高速道路の方が燃費が良くなりますよね。
市街地では10q/ℓ程度なのに、高速道路だと15q/ℓ程度に伸びたりします。
エアコンも同じだと言われています。
【寒い時にエアコンを付けて、暖かくなると消す。寒くなってまた付ける、そして暖かくなりまた消す】
これを繰り返すと、エアコンは市街地運転と同じような、燃費の悪い運転になり、電気料金が増加するそうです。
エネルギー効率だけで考えると、エアコンに勝る暖房機器は存在しません。
(圧倒的にエコな暖房を行うのがエアコンです。また冷房まで出来る事を考えると、エアコンが効率が良いですよね)
ただし、急激に暖める事が不可能。
逆に燃焼系暖房機器は、燃焼パワーにより室内を一気に暖める事が可能です。
(断熱材に頼る一般住宅では、断熱性能が低く、エアコン暖房では歯が立ちません。
特に寒冷地では、断熱材だけの断熱では、燃焼系暖房機器を使用しないと室内が暖まる事はありませんでした。
しかし、「Air断」の場合、-20℃にもなる北海道であっても、対流断熱が効果的に寒さを遮断。エアコン暖房だけで、家中暖かい環境を作り出します。)
Air断ハウスでエアコン暖房を行う場合、最も効果的だと思われる運転を以下にご紹介します。
◆冬は15時間〜20時間連続運転
1.6時から25℃設定でエアコンON
2.日中23℃設定
3.夕方から25℃設定
4.24時にエアコンOFF
※現在のエアコンには、スケジュール運転機能が付いているので、時間帯で設定温度を変えられます。
設定変更が出来なければ、
1.6時から25℃で自動運転、24時にOFF
寒冷地の場合は、24時間運転が基本です。
※日中出かける場合は、設定温度を20℃程度に下げて出かける事を推奨します。
※1泊2日程度の旅行中も、20℃設定でエアコン付けっぱなしの方が家の熱が下がりきらないのでエコだと言われます。