unique_prm_js_blog_header_comment

ご指摘を受けて

「アルミホイルじゃ駄目だよ」

的なご意見を受けましたので、もう一度やり直しました。
現在は写真のような遮熱断熱材でグルグル巻きにして実験を開始しました。
住宅検査 ホームリサーチ
ご指摘を受けて


住宅検査 ホームリサーチ
ご指摘を受けて


住宅検査 ホームリサーチ
ご指摘を受けて


住宅検査 ホームリサーチ
ご指摘を受けて


住宅検査 ホームリサーチ
ご指摘を受けて


住宅検査 ホームリサーチ
ご指摘を受けて


現状では、計測値に変化はありません。
グラフは7月1日の遮熱断熱材でグルグル巻きにした内部の温度データと外気温度データです。
黄色がグルグル巻き遮熱断熱材内部の温度
青が外気温度です。
外気温度の最高は32.4度に対して、グルグル巻き遮熱断熱材内部は40度にも達しています。
住宅検査 ホームリサーチ
ご指摘を受けて


遮熱断熱材は、外側で光を直接反射する場合には効果がありますが、
内部ではあまり効果がない事を意味してると思います。

結露センサーノイズ

結露センサー値の黒枠の部分は、センサーノイズです。
環境によって、このようなノイズが出ることがあります。
住宅検査 ホームリサーチ
結露センサーノイズ


(現在はノイズカット処理を行っています)
「少量の水分を検知しているのか」
といったお問い合わせがありましたので、ご説明させていただきました。
誤解を与えてしまい申し訳ありませんでした。

暖気と寒気は混ざらない

暖気と寒気は混ざりあう事がありません。(ほとんど)
混ざらないからこそ「前線」となって境界線が出来ます。
この境界線を「梅雨前線」と呼びます。
住宅検査 ホームリサーチ
暖気と寒気は混ざらない


境界線では、大量の結露が発生し、長期間雨が降り注ぎます。

同じことが住宅でも発生していると言われます。
暖かい暖気と、冷たい冷気は、混ざりあう事なく室内で分離して存在、
冷たい換気は窓や壁から入り込み、壁づたいに伝わって、床面に広がる。

床に広がった冷たい冷気は、暖かい暖気と混ざりあう事なく鎮座する。
鎮座した冷気は、サーキュレーターで拡散しても、すぐに床下に沈殿してしまいます。
気密性が高いとなおさら空気が動きにくく、床に冷気が溜まります。
この冷気が床を冷たく冷やすのが「底冷え」の原因!と言われます。

※底冷えの大半は、床下から伝わるのではなく、壁屋根から伝わる冷気が原因!

恒温層温度データ


床下のさらに下5メートル〜には恒温層と呼ばれる「低温温度地層」が存在していると言われます。

20度〜22度の温度層で、地盤下5メートル〜200メートルの間が「低温温度地層」と呼ばれているそうです。
この温度は、マグマなどの熱ではなく、太陽光の熱が蓄積された「蓄熱温度地層」だそうです。

この恒温層の熱を、そのまま取り出すことは、現時点では不可能と言われています。
(取り出す段階で温度が奪われる為)

ベタ基礎下の地盤は、外気の影響を受けにくく、
「冬温度が下がりにくく、温度の高い恒温層から温度を吸収しやすい」
「夏温度が上がりにくく、温度の低い恒温層に熱を逃がしやすい。」
恒温層と上手に熱交換する事が可能で、
真冬でも10〜14度
真夏でも24〜27度
で安定します。

実際の温度データは、こちらを参照してください。
2018年2月20日  土中400p温度 
をクリックすると、外気温0度でも、土中4メートルには17度ある事が分かります。
また
23018年3月2日からは
土中500p温度が追加されています。
土中500pの温度は、17.5度。0.5度ほど400pよりも高くなっていました。

(現在この温度センサーは、地盤下の水分で壊れてデータは見れません。
夏に向けて防水型の温度センサーと取り換える予定です)

夏涼しく冬暖かいベタ基礎の熱を上手に活用する事が、省エネに直結すると考えています。

床下の熱はどこから?


「床下は冷たい場所」
ではありませんでした。
床下は、
「夏一番涼しく、冬一番暖かい場所」
でした。

ベタ基礎の下の地盤のさらに下、5メートル以下には、平均20度をキープする「恒温層」と呼ばれる低温温度層があると言われています。

冬のベタ基礎は、この熱を吸収しています。
夏は逆に熱を放出しています。

この熱交換のおかげで、冬は暖かく、夏は涼しい温度がキープされています。

「冬暖かい」
と言っても、10度〜14度ほどしかありません。
決して暖かい温度ではありませんが、外気より確実に暖かい!
0度の外気を直接温めるのではなく、床下を通して吸い上げた外気を温める事で、エコな暖房が可能です。
夏は逆に、40度近い外気を冷やすのではなく、床下を通して26度前後に冷やされた空気を活用する事で、エコな冷房につなげます。

Air断の仕組み

底冷えは床下が原因ではありませんでした。
いくら基礎断熱をしても、床下に断熱材を入れ込んでも、底冷えの解消にはつながりません。

「1階のリビングをいくら暖房しても、2階の部屋が底冷えする…」

こんな経験ありませんか?
底冷えの原因は床下では無かったんです。

ではどうすればいいのか?
動画で分かりやすくご説明します。