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Air断データグラフ

Air断住宅では、24時間温湿度を記録しています。
最大で8箇所に温度センサー取り付けが可能。
結露計算を行い、結露発生の危険性を予想します。
ピンク色は、結露リスクが高まった日です。
 ファンを動かして結露を予防しています。
青色は、水分センサーが水分を検知した日です。
 家中に配置したセンサーが、場所、水分量を表示します。
 壁の中や瓦の下など、見えない場所に発生する水分をリアルタイムで表示します。
住宅検査 ホームリサーチ
Air断データグラフ


実際の温湿度データはこちらです。
24時間リアルタイムで記録しています。
住宅検査 ホームリサーチ
Air断データグラフ


こちらは設定変更画面。
6系統に分かれるファンの動きを、細かく調整する事が可能。
住宅検査 ホームリサーチ
Air断データグラフ


こちらは壁内水分センサー。
最大で32箇所設置可能。
グラフでは6番センサーが水分を検知しています。
このセンサーは南面屋根瓦下に設置してあります。
発生した結露水を検知しています。
(雨が降っていないので雨漏りではありません)
一度発生すると数週間乾きません。
(オプション設定)
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Air断データグラフ


こちらは振動センサー。
建物の揺れを記録しています。
(小さな揺れは検知できません。オプション設定)
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Air断データグラフ


こちらはジャイロセンサー。
建物の傾きを検知しています。
(小さな傾きは検知できません。オプション設定)
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Air断データグラフ

愛知県 大府市 モデルハウス

株式会社アセットリンク

愛知県 大府市 モデルハウスデータ

2017年12月から記録中
外部、リビング、床下、小屋裏の温湿度データを見る事が出来ます。
2階建て屋根断熱で、発泡ウレタン現場吹付です。
パスワードは、株式会社アセットリンクにお問い合わせください。

1台のエアコン暖房のみ。
全ての部屋が20度前後を推移しています。
(エアコンは24時間20度設定)

滋賀県 甲賀市 モデルハウス

滋賀県 甲賀市 モデルハウス

株式会社 岡春工務店 モデルハウスデータ

2階建 天井断熱 グラスウール100
2017年7月から、外部、リビング、2階、床下、小屋裏の温湿度データを見る事が出来ます。
閲覧にはパスワードが必要です。岡春工務店に問合せ下さい。


1月2月は、マイナス5度まで外気温が下がるエリアです。
2月に訪問した時は、1台のエアコン暖房で、室内は22度前後!少し汗ばむほど暖かかったです。

ホコリのイメージ動画

ホコリのイメージ動画

調湿性能比較

グラスウール断熱材の家と
セルロース断熱材の家とを湿度データで比較しました。


「夏に水分を吸って、冬に吐き出す」
「呼吸する家」
と言った表現を聞きます。

1.こんな事が本当に出来るのか?
2.壁の中の断熱材が、大量の水蒸気を吸収できるのだろうか?
3.水分を吸収する事は【湿気る事】と同じ事。大丈夫なのだろうか?
4.夏に吸収した水分を、数か月後冬に吐き出す場合、汚染された状態ではないのだろうか?
5.家の体積の5%程度しかない断熱材が、家の水蒸気を吸収するのだろうか?

下記グラフは、グラスウール断熱材 7月2日リビング湿度データ
最高湿度は57.8%
住宅検査 ホームリサーチ
調湿性能比較


下記グラフはセルロース断熱材 7月2日 リビング湿度データ
最高湿度は76.9%
住宅検査 ホームリサーチ
調湿性能比較


セルロース断熱材を使った家の方が、明らかに湿度が高い状態です。
壁の中のセルロース断熱材が、部屋の湿度を調節している、つまり湿度を下げているとは思えません。
(両物件はさほど離れていません)
次回は平均的湿度で比較します。

床下で結露、そして青カビ

床下に大量の結露!そしてカビ

新築直後の床下湿度は、常に90%以上でした。
床下ファンが頻繁に動いていました。
2年目に入ると、床下湿度は下がりました。(コンクリート水分が抜けたと思っていました。)
3年目は床下湿度が50%以下になり、床下ファンもあまり動かなくなっていました。
そんな3年目の7月、オーナーが異臭に気付き、床下を確認すると一面結露していました!

このときの床下湿度は45%以下!
決して結露するような湿度ではありません。
床下の温度と湿度から露点計算しても、結露しない温度と湿度でした。

ところが、外気温湿度と床下温湿度で再計算すると、露点をはるかに超えた結露状態。
床下は結露することで湿度が下がった状態でした。
(床下湿度だけで露点を判断しては駄目でした)

この結果から、床下湿度で判断するのではなく、全てのセンサー値から露点計算するプログラムに変更しました。

またこの頃、タンスの裏に青カビが発生。
床下に発生した結露水の上を通って、室内に取り込まれた空気は大量の湿気を帯びていたのだと思います。
更に、オーナー自ら、床下ファンの動きを「あまり動かない」設定に変更していたことも、結露につながった原因でした。
3年目に入り、床下コンクリートの水分も抜けきったと判断して、「あまり動かない」設定に変更したほうです。太陽光発電によるゼロエネルギーを目指していたらしく、少しでも電力をカットすることに注力した結果でした。

床下ファンは30wh程度です。1日8時間動いた場合でも1ヶ月190円程度。

逆に、タンスの買い替えやカビの除去費用に数万円かかったことを考えると、ファンを動かした方がはるかに安いと思います。
(シロアリ被害につながるリスクもあります。床下ファンは頻繁に動くように設定して下さい)
海に近い物件で、湿度が高いことも結露の原因だったと思います。

追伸:
床下ファンは、結露が発生する前に動き出す設定になっています。
変更する場合は、取扱工務店にご相談くささい。