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「アルミサッシは絶対に結露します!」1分version


「アルミサッシは絶対に結露します!」
プロから指摘を受けました。

一般の家では結露します。
しかし、Air断では結露しません、その理由の一部を簡単に説明します。
ただし、以下の説明が、必ずしも正しいとは言い切れません。
物理的な部分で、表現に間違いがある事を前提に聞いて下さい。

空気中に含まれる水蒸気は、外気で冷やされたアルミサッシに付着すると、結露します。これは、気体から液体に変化する相転移と呼ばれる現象。
水から、氷に変化するのも相転移現象。例えば、水1リットルを、-20℃の冷凍庫で凍らせるには、8時間から10時間必要。
つまり相転移には、-20℃、ごく低温のエネルギーと、時間が必要となります。
もちろん、水蒸気から、水に変化する時も、低温エネルギーと時間が必要。
冷たいアルミサッシに一定時間付着する事で、水蒸気は結露して水に変化します。
この一定時間付着!がポイント。

Air断では、常にゆっくりとした対流が発生しています。この対流が、アルミサッシに一定時間付着する事を許しません。
壁に取り付けられた換気扇が、アルミサッシに付着する前に、水蒸気を通気層に放出。
これが、Air断の真骨頂。
アルミサッシでも結露しない理由だと判断しています。

参考にしていただいたら幸いです。