No.420の記事

石油・薪ストーブが暖まらない理由とAir断が暖まる理由



石油・薪ストーブが暖まらない理由とAir断が暖まる理由

石油や薪ストーブが、暖まらない!と言われる理由をご説明します。
必ずしも正しいとは言い切れない事を前提にお聞きください。

石油・薪ストーブは、ファンなどの風力を使わず、上昇気流だけで暖かさを広げます。この時の温度は200℃以上。暖房機器の中で、最も温度が高いと言われ、強力な上昇気流が発生します。
この、上昇した空気を、シーリングファンなどで、押し下げようとしても、暖かい空気が下降する事はほとんどありません。
暖かい空気には浮力があり、温度が下がらない限り、下降する事は無いと言われます。
冬季、家で最も温度が低いのは、天井部分。
上昇して、天井を暖めた空気は、すぐに温度を奪われて下降。
シーリングファンを動かしても、降りてくるのは、天井で熱を奪われた冷たい空気。これが、底冷えに繋がります。
暖まった天井は、小屋裏の空気を暖め、小屋裏の空気が上昇。膨張して、小屋裏換気口から外へと逃げ出します。
これが無限ループする事で、部屋が暖まりにくいと言われます。
もちろん、石油・薪ストーブ周辺は、温度が高まりますが、それ以外が冷たい。
更に、石油・薪ストーブは、大量の空気を必要とします。
この空気を、外から吸い込む事も、部屋が暖まりにくい理由と言われます。

サーキュレーターで、暖かい空気を他の部屋に向けて送り込んでも、これまた移動しないのが、暖かい空気です。
暖かい空気と、冷たい空気は反発し、混ざり合わない特徴があります。
長雨の原因、梅雨前線などは、冷たい空気と暖かい空気がぶつかる境界線。混ざり合わないからこそ、結露が発生して長雨に発展するそうです。
これと同じ現象が、家でも発生すると言われます。
サーキュレーターで石油・薪ストーブの暖気を、隣の部屋に送り込んでも、あまり温度が上がらないのは、隣の部屋の冷たい空気と反発している事が原因だそうです。

そこでAir断!
Air断は、サーキュレーターで暖かい空気を移動させるわけではありません。
各部屋の換気扇が、室内の空気を外部へ放出。
室内の空気を抜く事で、石油・薪ストーブの暖気を、隣の部屋や、クローゼットの中にまで引き込みます。
実際、極寒北海道モデルを、この石油ストーブ1台で、部屋中暖めた経験があります。
各部屋に、暖かい空気を送り込む、従来の考え方ではなく、各部屋の空気を抜く事で、暖かい空気を引き込む!
だから、極寒北海道でも、石油ストーブ1台で家中を暖める事が可能。
更に、天井、床、各部屋の温度差も、他の家と比較すると、少ない事が特徴。
Air断なら、極寒北海道の、締め切ったクローゼットですら15℃を維持。

建てるなら是非Air断をご検討ください。