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東京モデルハウスのQ値、UA値を教えてください!

「東京モデルハウスのQ値、UA値を教えてください!」

ご質問がありました。

東京モデルハウス無断熱材の家 
UA値=3.34   省エネ基準不適合(通常0.87以下を目指します)
Q値 =13.85  断熱性能規定外

です。

数値から判断すると、断熱性能は、圧倒的低性能です。
しかし、
UA値=0.5
Q値=0.8
を誇る、超高気密住宅との比較では、東京モデルハウス無断熱材の家の方が、夏涼しく冬暖かいデータが出ています。

詳しくは、後日別の動画で解説いたします。

ホコリがまったく付いてない!!

岐阜県 サンホームで建てたお客様

「新しく買った黒いテレビボードに、ホコリがまったく付いてないんです!
 今までの家とは全ッ然違う!!
 エアコン24℃設定だと少し暑いので、22℃設定で動かしてます、家中暖かいです!!」


と語ってくれました。

セルロース断熱材が湿気を吸い取ると聞いたんですが・・・



「壁に入れるセルロース断熱材が、夏季、室内の湿気を吸い取ってくれる!」
と聞いたんですが・・・
と、ご質問がありました。

過去の実験になりますが、湿度98%の状態で、セルロース断熱材の重さを計測した実験があります。
「セルロース断熱材は、湿気を吸い込む」
と言われていましたが、果たして、壁に埋め込まれたセルロース断熱材が、湿気を吸い込んだりするものなのか?
疑問を持ち、実験しました。

仮にセルロース断熱材が湿気を吸い込んでいるとしたら、吸い込んだ分、重さが増しますよね。

1週間実験を続けましたが、はかりのメモリは、数グラムの増加でした。
「自重の60%まで水蒸気を吸収する」と言われていたので、事実であれば、480gまで増加します。
しかし、増加したのは数グラム。
他の断熱材も同量増加しているので、「箱」が水分を吸収していると判断。つまり、断熱材自体は、湿気を吸収していないと判断しています。

右側の「吸い取り象さん」は、50グラムほど確実に湿気を吸収して、増加していますが、それ以外の断熱材は、湿気を吸収していないと判断しています。

さらに、空気中にフワフワ浮かんでいる湿気、つまり水蒸気は、家周辺に1万トン以上存在します。
お風呂の水に換算すると、5万杯。
吸い取れるような量ではありません。

湿度コントロールは、エアコンなどを使用するしか方法は無いと思います。

ベルソナのご案内


「ベルソナ」
検査歴21年、サーバーに眠る1億枚の写真を解析して作った人工知能住宅検査アプリです。

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ベルソナで建築現場を撮影すれば、瞬時に問題点を羅列します。

※ビスが抜け落ちてませんか?
※水平精度が許容を超えてませんか?
※防水シートにシワが・・・?

12月20日、工務店向け案内開始!

お問い合わせ先
info@homeresearch.co.jp

ホームリサーチ本社 竹内 090-9911-3564
ホームリサーチ京都 柳原 090-3209-2223
ホームリサーチ岐阜 作山 080-6954-9493
ホームリサーチ信越 和田 025-201-7089
株式会社リアン 坂本 080-4110-2122
ナックスマートエネルギー 稲葉 080-6862-5285

YouTube live配信動画!

第10回工務店グランプリを、12月2(木)に開催します。

1.Air断東京モデルハウス無断熱材の家!
  2点の失敗例
2.Air断大阪モデルハウス進行状況
  日本初Airアンカー設置住宅
   └地盤改良が不要・・・
  Air断Version7 新吸排気経路
  35年メンテナンスフリー設計
3.Air断灯油ストーブ実験
  灯油ストーブで結露が発生する?
  現状では発生していません!
4.北海道モデル中継
  北海道でも灯油ストーブ実験
5.人工知能検査アプリ「ベルソナ」
  検査歴21年、サーバーに眠る1億枚の写真を解析
  撮影と同時に、問題点を羅列!
6.Air断Sクラス認定工務店発表
  Air断を知り尽くした工務店に対して、盾を贈呈
7.グランプリ発表
  匠の盾
  銀の盾
  金の盾


お時間がある人は、是非ご覧ください。

【URL】https://youtu.be/cj64saTqzSY
下のQRコードから直接アクセスできます。
住宅検査 ホームリサーチ
YouTube live配信動画!

暖かい空気は下降しない



@
Q「うちは、冬季屋根裏で暖まった熱を床下に送り込んで蓄熱し、夜間その熱を活用します。Air断はそういった考えは無いんですか?」
A「屋根裏には熱はありませんし、あっても床下に下がりません。下がった時には熱も下がっていると思います」

A
Q「Air断は蓄熱してないんですか?うちは家の気密を高めて、蓄熱するんです」
A「熱を蓄える事は、物理的に出来ないと思います」

まず、Q@冬季屋根裏温度から説明します。
天気の良い冬季の屋根裏温度は、瞬間的に20℃前後まで上昇しますが、日中平均すると10℃前後しかありません。
「屋根裏の暖かい空気を床下に送り込んで、基礎コンクリートに蓄熱」
とありますが、そもそも、日中平均の屋根裏温度は10℃前後しかないので、”暖かい空気”とは言えないと思います。
さらに、暖かい空気は上昇こそしますが、下降はしません。
ダクトファンなどで、強制的に床下に送り込んでも、床下に到達する頃には温度を失っていると思います。

仮に、屋根裏温度が最も上昇する正午、20℃前後の空気を、強制的に床下に送り込めたとしても!
気体である20℃前後の空気が、個体の床下コンクリートを暖めるには、相当の時間が必要になります。
また、仮にコンクリートを暖めることが出来たとしても、温まったコンクリートは、その下の地盤に熱を伝えます。

「熱は冷たい方に流れる」

この原理により、床下コンクリートを暖めたとしても、その下の地盤面の方が冷たいので、そちらに熱は流れます。
「昼間蓄熱し、夜間その熱を活用する」
これは、物理的にあり得ないと想定します。

QAに関して
「うちは気密性を高める事で、暖房熱を家に蓄熱して、エコな暖房を行なってます。」

「蓄熱」とは、熱を蓄える事だと思います。そして蓄えるとは、「お金を蓄える、資産を蓄える」ような、後で取り出す事が可能な状態を「蓄える」と言います。
この様な状態で熱を蓄える事は、基本的に不可能です。
熱は”蓄える”事が出来ず、勝手に”冷たい方に移動する”ものだからです。


つまり、「気密性を高めて家が熱を蓄える」としても、その熱は、勝手に冷たい方に移動します。
暖房で蓄えた熱は、夜間勝手に冷たい外部に逃げ出している。
決して、暖かい室内に入り込む事はありません。
熱は、自分より暖かい方には決して流れる事は無いのですから!

Air断は、建物を取り囲む通気層でエアーカーテンを形成し、熱の移動を極力抑え込みます。
熱気、冷気を、空気の流れで押し返すからこそ、-18℃、極寒の北海道でも、エアコン暖房だけで家中暖かい環境を作り出します。

弊社の見解が参考になれば幸いです。