その他

サーキュレーターの効果

「サーキュレーターで室内温度を一定にする!」

なんて話を聞いたことがあると思います。
本当に効果的なのか?
実験しましたが、天井付近の温度と床の温度差が縮まる事はありませんでした。
これはナゼなのか?

冬暖められた空気は軽くなり天井付近に溜まります。



天井に溜まった空気は、温度を失わない限り床面に降りてくることはありません。
動画のように、どれだけサーキュレーターを使用してもヘリウム風船が降りてくることはありません。
つまりサーキュレーターや天井に取り付けたルーフィングファンなどで、室内の温度を一定にすることは”極めて難しい”と言う事になります。

音漏れに関して

音漏れするのでは?
音漏れに関する質問がありました。
各部屋の換気扇から、室内の音が外に漏れだすのでは?と言ったご質問です。

室内テレビの音量を60レベルに上げて、そのまま外に出て音漏れを確認しました。

Air断住宅の換気扇は、室外に貫通していません。
キッチンフードと浴室換気扇の排気口以外、外部に排気口はありません。
動画で確認できるように、音量60レベルでも、ほとんど外部に音は漏れ出していません。

西面で若干音漏れがありましたが、気になるレベルでは無いと判断しています。

(後日詳しく検証した結果、西側の音漏れは、キッチンフードからの音漏れと判断しました。)

暖房熱が床下に逃げてるんじゃない?

「床下に暖房の温度が逃げてるんじゃない?」
ご質問がありましたので・・・。

下記グラフは、2016年2月9日〜11日までエアコン暖房を完全に止めたAir断住宅の温度推移です。(旅行で暖房を止めました)
9日は床下温度15度で一定。
室内温度は軒並み温度が低下
住宅検査 ホームリサーチ
暖房熱が床下に逃げてるんじゃない?


10日も床下温度は14度で一定。
室内温度は10度を記録
住宅検査 ホームリサーチ
暖房熱が床下に逃げてるんじゃない?


11日も床下は14度で一定。
室内は9度を記録。
19時帰宅後リビング暖房をつける。
リビング温度が急上昇、その他の部屋もグングン上昇。
住宅検査 ホームリサーチ
暖房熱が床下に逃げてるんじゃない?


これらのデータから、リビング暖房温度が床下に逃げているとは考えられません。
特に基礎中央部分には、地盤熱がたっぷりと蓄えられています。
この熱のお陰で、真冬でも14度の熱があるのだと思います。

エアコンについて

エアコン暖房時に、設定温度に達するとエアコンはエコモードに入ります。
この時エアコンから出てくる風は送風状態。
場所によっては、この送風を冷たく感じる事があります。

Air断を止めても、エアコンの送風が原因なので冷たさは続きます。
対処法としては、エアコンの設定温度を上げるか、寒いと感じる場所で補助暖房を行ってください。