その他

FIX窓の掃除について

「fix窓の場合掃除はどうするの」

ご質問がありました。
外から水をかけて洗うしかないと思います。
2階も同様です。
しかし、意外にもfix窓は汚れにくいそうです。
2015年新築のAir断ハウスは、2階fix窓全て、一度も清掃していませんが、意外にも奇麗です。
ただし、汚れたら、外部から洗うしかないと思います。

エアコン活用方法

車は、高速道路の方が燃費が良くなりますよね。
市街地では10q/ℓ程度なのに、高速道路だと15q/ℓ程度に伸びたりします。
エアコンも同じだと言われています。

【寒い時にエアコンを付けて、暖かくなると消す。寒くなってまた付ける、そして暖かくなりまた消す】
これを繰り返すと、エアコンは市街地運転と同じような、燃費の悪い運転になり、電気料金が増加するそうです。

エネルギー効率だけで考えると、エアコンに勝る暖房機器は存在しません。
(圧倒的にエコな暖房を行うのがエアコンです。また冷房まで出来る事を考えると、エアコンが効率が良いですよね)
ただし、急激に暖める事が不可能。
逆に燃焼系暖房機器は、燃焼パワーにより室内を一気に暖める事が可能です。

(断熱材に頼る一般住宅では、断熱性能が低く、エアコン暖房では歯が立ちません。
特に寒冷地では、断熱材だけの断熱では、燃焼系暖房機器を使用しないと室内が暖まる事はありませんでした。
しかし、「Air断」の場合、-20℃にもなる北海道であっても、対流断熱が効果的に寒さを遮断。エアコン暖房だけで、家中暖かい環境を作り出します。)

Air断ハウスでエアコン暖房を行う場合、最も効果的だと思われる運転を以下にご紹介します。

◆冬は15時間〜20時間連続運転
1.6時から25℃設定でエアコンON
2.日中23℃設定
3.夕方から25℃設定
4.24時にエアコンOFF

※現在のエアコンには、スケジュール運転機能が付いているので、時間帯で設定温度を変えられます。

設定変更が出来なければ、
1.6時から25℃で自動運転、24時にOFF

寒冷地の場合は、24時間運転が基本です。


※日中出かける場合は、設定温度を20℃程度に下げて出かける事を推奨します。
※1泊2日程度の旅行中も、20℃設定でエアコン付けっぱなしの方が家の熱が下がりきらないのでエコだと言われます。

冷暖房の設定温度に関して

Air断ハウスでのエアコン設定温度に関して説明します。

個人差がありますが、夏の場合、一般的に26℃設定が多いと思います。
寒ければ27℃、28℃設定、暑ければ25℃、24℃設定に変更してください。

冬も同じです。26℃設定を基本として、
寒ければ27℃、28℃設定、暑ければ25℃、24℃設定に変更してください。


次に燃焼系暖房機器の設定温度に関して説明します。
燃焼系暖房機器の場合は、エアコン温度設定とは全く異なります。
燃焼系暖房機器の場合、温度を感知するセンサーが暖房機器の内部にあります。
燃焼系暖房機器は、大半が床置きなので、床面付近の温度を感知して、室内温度を想定しているそうです。
床面付近が18℃あれば、室内中央では22〜24℃。
床面付近が20℃であれば、室内中央では24〜26℃と判断するそうです。

ご使用される燃焼系暖房機器の大きさにもよりますが、
22℃を基本設定として、暑ければ21℃、20℃設定、寒ければ23℃、24℃設定に調整してください。

トイレのホコリ

「トイレにホコリが溜まります。
 他の部屋では気ならないホコリが、トイレは意外にたくさん…」


と報告がありました。

これは、トイレットペーパーが原因です。
トイレットペーパーの切りカスが、ホコリの主成分です。
拭き取るしか方法はありません。

いろいろな質問

いろいろな質問にお答えします。

Q.ダクト内が汚れてしまった場合の清掃方法を教えてください。
A.通気ダクトに関しては、ブロア等で風を送り込んで清掃する方法があります。
Air断の場合、フィルターを通して空気を取り入れるので、掃除が必要なほどダクトが汚れるとは想定していません。もちろん10年以上経過しても汚れないとは言えませんが、その時はブロア等でホコリを吹き飛ばせばよいと思います。


Q.部屋の湿度は外気と同等ですか?
A.外気を大量に取り入れるので、外気の湿度と同等です。ただし、あくまでも絶対湿度です。
相対湿度の場合、室内の温度で湿度が変化します。


Q.24時間稼働させた場合の換気扇1箇所あたりの電気代、もしくは消費電力量
A.推奨する換気扇の消費電力は3.3whです。1kwh27円で計算すると、0.0891円/1時間となります。


Q.庭でバーベキュー等をした際に受ける影響と対策
A.Air断は基礎立ち上がり部分から外気を取り入れます。
(Air断吸気部分は、地上30cm付近の建物外周部分全体です。この辺りでBBQを行わなければ、影響はないと思います)
基礎立ち上がり周辺でBBQを行えば、室内にBBQの煙やにおいが入り込む可能性があると思います。)
しかし、基礎立ち上がり周辺でBBQを行うのはとても危険です。(家が火事になる可能性もあるので)
また、BBQコンロは、地盤面から1mくらいの高さではないでしょうか?
1mの高さでBBQを行う場合、それよりも高い場所に煙やにおいが移動すると思うので、建物から十分離れた場所でBBQを行うのであれば、影響は少ないと考えます。

「冬場、暖かい空気を通気層に送り込むと、結露が発生するはず」

「冬場、暖かい空気を通気層に送り込むと、結露が発生するはず」

とご指摘を受けました。
北海道では、大量の結露が発生し、カビが増殖して補償問題に発展したそうです。
さらに結露水が凍って家を内部から破壊するそうです。

「以前、通気層に空気を送り込んだことが原因で、家中カビだらけになった」
とも報告を受けました。

ポイント
「本当に通気層に空気を送り込んでいたのか?」です。
真冬、本当に換気扇を動かして、通気層に空気を送り込んでいた場合、結露する可能性は極めて低くなります。
「室内の暖かい空気を、通気層に送り込むと、冷たい外壁に接触して結露する」
が想定されるシナリオですが、これが間違いと言われています。

図1
住宅検査 ホームリサーチ
想定されたシナリオ



図1のように、冷やされたサイディング裏面に、室内の暖かい空気が接触して結露!このシナリオ通りにはなりません。

図2
住宅検査 ホームリサーチ
実際のシナリオ



実際のシナリオは図2です。
冷やされたサイディング裏面に、室内の暖かい空気が接触し続ける事で、冷やされたサイディング裏面は温まります。
温まったサイディング裏面は、結露する事はありません。

これが「実際のシナリオ」と言われています。
事実北海道Air断ハウスでは、通気層をファイバースコープで撮影し、カビ、腐食、結露の痕跡が無い事を確認しています。

もちろん、「実際のシナリオ」の前提は、「空気を送り続ける」事です。
指摘したケースでは、換気扇を動かしていなかった事が原因だと想定しています。

こちらが、北海道Air断ハウスの通気層の動画です。

結露の痕跡
カビの痕跡
いずれも全く見当たりませんでした。
次回場所を変えて撮影する予定です。