ハウスメーカーと地元工務店に違いはあるの?
ハウスメーカーと地元工務店に違いはあるの?
ご質問がありました。
必ずしも正しいとは言えない事を前提にお聞きください。
まずハウスメーカー!は、全国エリアで、家作りを行なうメーカーだとされています。
企業規模が大きく、信頼出来る組織だと言われます。
しかし、組織が大きいので、様々な費用がかかります。
人件費も高額、そして各モデル維持費、本社機能、各支店機能、ブランド価値を維持する広告費、パンフレットなどの営業ツール。
もちろん、その費用は、お客様が購入する家の価格に転嫁されます。
これが「ハウスメーカーは高い」
と言われる理由です。
対して地元工務店!
自社モデルがある工務店は少なく、本社機能だけで運営します。
洗練された営業スタッフも少なく、社長自らが営業や、設計、監督まで行なうケースもあります。「時給に換算したら、800円にも届かない」とボヤク社長もいるほど。
当然経費が安くなるので、お客様が購入する家の価格も安価になります。
これが「地元工務店は安い」
と言われる理由です。
▶ 次に、家の質に関してです。
ハウスメーカーの家と、地元工務店の家に質の違いがあるのでしょうか?
ハッキリ言って、全く無いと言われます。
ハウスメーカーの家でも、地元の材木屋さんから購入、地元の基礎屋さんが基礎を作り、地元大工さんが作り上げます。
材料も建材も、ハウスメーカーと、地元工務店には差はありません。
ほとんど同じものを使用しています。
ハウスメーカーの方が長持ちするとか、地元工務店の方が長持ちするとか、そんな性能の違いは、ほとんどないと言われています。
▶ 次に耐震性に関してです。
これも、建築基準法、新耐震基準で作られる現在の家であれば、ハウスメーカーにも、地元工務店にも、全く差はありません。
「日本では地震に強い家の方が良い」と言われますが、そもそも、日本の家は、地震にとても強い家、世界屈指の耐震性を誇ります。
特に2000年以降の、新耐震基準で作られる家は、震度7の地震に遭遇しても、倒壊しないように作られています。
しかし、震度7の地震に遭遇する確率は、とても低い事をご存じでしょうか?
巨大地震に遭遇する確率はとても高いですが、お客様の家が、震度7の地震に巻き込まれる確率は、非常に低いそうです。
万が一、震度7の地震に巻き込まれ、倒壊を免れても、インフラが寸断する事で、消火活動が停止、火災に巻き込まれたり、津波により家を失う確率の方が高いと言われています。
つまり、どれだけ地震に強い家を建てたとしても、2次災害で家を失う確率が、はるかに高く、必要以上に高める耐震性は無駄だと言うのがプロの見解。
更には、どれだけ高い耐震性であっても、それを長期的に維持出来るのかがポイントです。
雨漏りなどで木材が腐食すると、耐震性は一気に下がります。
特に、気密性の高い最近の木造住宅の場合、壁内部結露で木材が腐食すると、耐震性が大幅に低下します。
これら、雨漏りや、結露対策が十分なされているかが、耐震性より重要なポイントです。
▶ 次に、メンテナンスに関してです。
メンテナンスは、ハウスメーカーと地元工務店では大きく変わると言われます。
ハウスメーカーは10年ごとのメンテナンスを必須!とする事が多いと言われます。
外部防水のやり直し
外壁塗装のやり直し
その他諸々!で、10年ごとのメンテナンスに、150万円から300万円ほどが必要になるそうです。
このメンテナンスを拒否すると、その後の保証が打ち切られる事もあるようです。
保証継続には、150万円から、300万円のメンテナンス費用が必須、となるケースが多いようです。ハウスメーカーで契約する場合は、このメンテナンスに関して、詳しく説明を受けた方が良いと思います。
対して地元工務店は、必須となるメンテナンスはほぼ、無いと言われます。
防水が剥離したからと言って、むやみに防水のやり直しを強制する事は少ないと思います。
更に外壁塗装のやり直しも、必須ではありません。
塗り直しをするしないに関わらず、外壁は30年ほどの耐久性があります。
色は落ちて、古臭く見えるでしょうが、それが家の性能を下げる事には繋がらない事を理解していますし、古くなる事で色合いが深まり、味が増すとも言われます。これが、地元工務店が塗装の塗り直しを勧めない理由でもあります。
この辺りは、お客様の意見を尊重して対応してくれる、地元工務店が親切だと思います。
▶次が、欠陥や手抜きに関して!です。
意外にも、欠陥や手抜きが多いのは、ハウスメーカーだと言われます。
ハウスメーカーは、モデルハウス、パンフレット、営業戦略、営業スタッフの育成に力を注ぎます。
しかし、施工に関しては、設計任せがほとんど。
そして、受注後に家を作り上げるのは、下請けの工務店や職人さんです。
下請けの工務店や職人さんからすると、出来る限りスピーディーに、仕事を仕上げようとします。
早ければ早いほど、利益が増加するからと言われます。しかし、ミスも増加します。
そのミスに関しては、顧問弁護士様々なトラブルに対応。雑な施工、欠陥、手抜き工事の是正ではなく、法的な対応でトラブルを対処。
本来重要な、工事の是正は、なおざりにされる傾向があるそうです。
対して地元工務店は、全て地元工務店の責任になります。
基礎屋さん、材木屋さん、大工さんは、全て地元エリアの顔見知り。
連携して、家を作ります。
そして、手を抜いたら、たちまちうわさが広がる、地元エリア。
更に、建てるお客様の事も知ってるような、間柄、だから、手を抜きにくいと言われます。
▶ トータルすると!
ハウスメーカーと、地元工務店の違いをトータルすると、地元工務店の方が安価でいい家を建ててくれる可能性が高いと判断出来ます。
しかし、ここで問題が発生します。
ハウスメーカーは、一定の技術や責任が担保されています。
しかし地元工務店の場合、技術の格差が大きい。分かりやすく言うと、うまい工務店と、下手な工務店の差が大きい!と言う事。そして、下手な工務店を見抜く事が、とても難しい!と言う事実。
私たちプロの検査屋も、検査を行っている工務店であれば、最初から分かっていますが、初見の工務店の場合、実際の現場を見ない限り、うまい、下手を判断する事は出来ません。
更に、家の耐震性を維持し、耐久性を高めるには、結露対策が最も重要だと言う事が、分かって来ました。
この結露対策を適切に行なえる工務店は、Air断工務店以外にはないと思います。
現状、結露を抑制するには、吸排気経路を根底から見直した、Air断が最も効果的。
Air断は独自吸排気経路により、様々な場所の結露を抑制。
木材の腐食を防ぎ、乾燥を促し、家の耐久性、耐震性を長期的に維持します。
更に、家庭臭を抑制、無香空間を作り出し、圧倒的にホコリが少ない環境を構築します。
つまり、ハウスメーカーよりも、地元工務店よりも、Air断工務店が最も安全、安価で、耐震性、耐久性を長期的に維持する家を作ってくれる工務店だと判断しています。
Air断を提供する側が言う事なので、全くもって、説得力が無い事は十分承知していますが、もしお時間があれば、各モデルをご見学ください。
人が住む、Air断愛知モデルは、10年経過した現在でも家庭臭がありません。
そして、キッチンも、トイレも、浴室も、とても奇麗な状態。
Air断北海道モデルは、6年目ですが、一度も掃除した事が無いエアコンフィルターに驚くと思います。
Air断東京モデル、大阪モデル、九州モデルは、結露の王様と言われるアルミサッシを採用しましたが、過去1度も結露した事がありません。
もちろん、樹脂サッシを使用したAir断北海道、愛知モデルも、結露の経験はありません。
夏はほんのり木材の香りが漂う、秋春冬は完全無臭!清々しい環境を体感出来るとおみます。もちろん、リモートでも、詳しくご説明しています。
お気軽にお問い合わせください。
そして建てるなら是非Air断をどうぞ!